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日本経済新聞 2018年1月6日 17面 市場展望2018 株、2万5000~7000円

【要約】

アセットマネジメントOne常務執行役員桝田明敏氏。
 
日経平均株価は今夏にかけて2万7000円台まで上昇するとみる
国際比較でも日本株は下値不安が小さい。米国ではインフレの加速で市場の想定以上に利上げが進む可能性がある。
安倍晋三政権は賃上げや生産性向上につながる設備投資を実施した企業に対して、法人税を引き下げる方針を打ち出した。合理的な企業経営者はここまでの『アメ』をぶら下げられれば動くだろう。賃上げなど一定の条件を満たさない企業は一部の税優遇を使えないようにする『ムチ』もあり、政策として機能しそうだ。
企業経営の変化が実現するなら内需株が有望だ。特に銀行などは改革が遅れている。17年に株価が好調だったハイテク関連など成長株はスピード調整があってもおかしくない。
 
 
野村アセットマネジメント株式担当CIO(最高投資責任者)高橋智之氏。
 
日経平均株価は年央に2万5000円程度まで上昇するとみる。春先の日銀総裁人事に関しては『黒田東彦氏が続投』の見方が多い。金融政策も大きく変わるとは考えていない。
電機や化学に注目している。電機の中でも特に半導体関連は、自動運転や人工知能(AI)など材料が多く中長期で期待できる分野だ。業績の伸び率は昨年12月前後でピークを打ったと考えているが、利益額の伸びは続く。
米国の大型減税など景気刺激策が効きすぎることだ。米景気が予想以上に強くなればインフレ警戒で利上げ観測が強まる。米長期金利の上昇につながり、株式相場の逆風になりかねない
 
【感想】
日経平均株価が25,000円は間違いなくクリアできるだろう。27,000円まで行けばバブルではないが、高揚感が高まりわくわく感が日本全体に広がり日本経済に好循環をもたらすだろう。それができればデフレ解消になる。
 

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