2018/3/16付 日本経済新聞 朝刊 〈全人代2018〉上海も重慶もマイナス成長 中国10~12月、9地区に拡大 過去の水増し修正疑い
中国に31ある省・直轄市・自治区の2017年10~12月の域内総生産が出そろった。前年同期比の名目成長率は上海市、浙江省、重慶市など9地区でマイナスとなった。広東省、四川省など10地区は17年7~9月から成長率が10ポイント超も下がった。成長率は不自然な形で急落しており、過去の水増しを修正した疑いがある。31地区の大半で統計の水増しがあったことになり、中国の統計の信頼性が改めて問われる。
【所感】
中国の統計など誰も信じていないので、ある意味どうでもいいことですが、突然暴露されて世界経済に悪影響を与えることだけは、勘弁してもらいたいです。
7~9月と10~12月の成長率を比べると上海は17・3%からマイナス1・5%、浙江は18・3%からマイナス1・4%、山東は16・7%からマイナス7・8%へと落ちた。 そうです。
しかし、この数字が正しいかも怪しいですね。
記事よれば、 地方政府は水増しが発覚すれば厳罰だそうですが、中央政府が水増ししている場合はどうするのでしょうかね。確実言えることは、もう中国経済は斜陽になっているということ。人口の底辺まで成長が行き渡る前なので、今後革命級の混乱がおきてもおかしくはないだろう。