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2018/3/19付 日本経済新聞 朝刊  株式公開 緩むルール 世界の取引所 誘致競う 親子上場に例外

世界で企業の新規株式公開(IPO、総合・経済面きょうのことば)のルールが骨抜きになるリスクが高まっている。企業が自身に有利な条件をのむ市場を選別し、上場の条件交渉で主導権を握るようになったからだ。巨大IT(情報技術)企業が上場前の有望企業を次々と買収する中、取引所も企業誘致のためルール緩和に突き進む。IPOの規律の緩みは上場企業のガバナンス(統治)をゆがませ、市場そのものの魅力を落としかねない。 

【所感】 
うーんこれは難しいな。確かに株主保護の面からもルールは厳格に運用してもらいたいが、国際間の市場競争もあるので、どこで落ち着くか?それぞれの市場で判断するしかないだろう。厳しすぎれば企業からそっぽを向かれ、緩すぎれば株主を保護できなくなる。
 
直接関係ないが、記事の中に『 アップル、アルファベット(グーグル)、マイクロソフトアマゾン・ドット・コムフェイスブックの米国5社にSBGと中国のテンセント、アリババを加えたIT大手8社が 』とあり、IT大手8社に日本の企業がひとつあった事が救いである。