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2018/05/14 日本経済新聞 夕刊 日航、中長距離LCC参入発表。

日本航空は14日、日本発着の中長距離路線を運航する格安航空会社(LCC)の新設を発表した。成田空港を拠点に、中型機を活用して2020年にも運航を始める。日本発着の格安便では初の欧州や米本土向けなどの路線も設ける。

新設LCCは日航の既存国際線が就航していない欧米や、アジアの中堅都市向けに路線を展開する方針。日航は国際線でビジネス客が多い羽田空港などと欧米主要都市を結ぶ既存路線に集中し、新会社は成田発着で観光需要などを開拓する。

 赤坂祐二社長は同日、東京都内で記者会見し「日航が培ってきた経験を活用し、安全で快適な新しいLCCモデルを提供したい」と語った。

 日航は豪カンタス航空と33%超をそれぞれ共同出資するLCCのジェットスター・ジャパンで、国内線や近距離国際線を手がけている。新会社はそれよりも長距離の路線に就航する。海外に向かう日本人だけでなく、訪日外国人の需要も取り込む。東京五輪パラリンピックが開かれる20年に運航を始める方針だ。

 欧州や東南アジアではLCCが市場を席巻している。長距離国際線では、エミレーツ航空などの中東勢を中心とした新興航空会社の存在感が増す。日航会社更生法適用を申請した10年からの経営再建にメドをつけ、長年培った長距離国際線のノウハウを新会社で生かして競合他社との差別化を目指す考えだ。

【所感】
長距離のLCCと言えは、シンガポール航空の子会社であるスクートが、シンガポール-アテネシンガポール-ベルリンを運行しているし、何故か関西国際空港-ホノルルも運行している。
ヨーロッパの中堅都市や中央アジアの路線はLCC価格なら需要がありそうなので、きっと当たるだろう。中型機はボーイング787か? 今から楽しみです。