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2018/06/12 日本経済新聞 朝刊 研究開発に積極活用 ネットキャッシュの額

日本経済のけん引役として期待される中堅上場企業「NEXT1000」を対象に、2017年度で正味の手元資金(ネットキャッシュ)が多い企業をランキングしたところ、医薬や半導体、介護関連など市場拡大が見込まれる分野の企業が上位に入った。本業で着実に現金を稼ぐほか、成長期待を背景に資金調達にも成功している。厚みを増す資金を攻めの投資に充て、成長のスピードを加速させる。

【所感】

ネットキャッシュ(手元資金)が多い会社とは利益が多くあり売掛金の回収に滞りがない企業を浮かべるだろう。実際に黒字でも売掛金の回収が滞りがあれば、キャッシュフローは悪くなりネットキャッシュもなくなってしまう。場合によれば黒字で倒産してしまうこともある。それが今回1位になっているサイバーダインは、創業14年だが未だに最終損益は赤字だそうだ。個性的なイノベーションがあれば投資から現金の調達が可能だからだそうだ。赤字なのは研究開発費が先行しているから。装着ロボットとIPS細胞関連は新たな日本のお家芸になりそうなので期待大である。

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