2018/6/19 日本経済新聞 朝刊 台湾、ＡＮＡ・日航に抗議 「中国台湾」と表記変更で

台湾の外交部（外務省）は18日、ＡＮＡホールディングス（ＨＤ）と日本航空が公式ウェブサイトの一部で台湾の表記を「中国台湾」と変更したことに対し厳重に抗議したと発表した。中国政府は世界の航空会社に台湾を中国の一部と明記するよう求めており、両社はこれに配慮していた。

　ＡＮＡと日航は18日までに中国と香港の顧客向けのサイトで台湾の表記を「中国台湾」に変更していた。 日本など他地域向けサイトでは「台湾」の表記を維持している。

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【所感】

全日空も日本航空も結構セコくて、日本向けやアメリカ向け台湾向けは『台湾』のママだが、中国向けだけが『中国台湾』との表記に変えています。 この4月に 中国の民用航空局が 世界の航空会社44社に対し、中国領の台湾とのわかる表記に変更するよう通達を出したそうで、従わないと中国の法律に伴い罰せられるそうです。つまり中国線は飛ばせなくなります。特にアジアの航空会社では中国線はドル箱ですので逆らうより静かな変更を選んだのでしょう。オレも日本サイトが『台湾』のため、全然気づきませんでした。 しかし、台湾が中華人民共和国の施政権が及んだことはありません。今も及んでいません。 それなのに中国領の台湾の意味での 「中国台湾」表記はおかしいので、 全日空も日本航空もすぐ訂正するべきですね。