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2018/07/30 日本経済新聞 夕刊 EVの「油田」中国爆買い、電池材料コバルト、権益から製品化一手に。

ガソリンエンジンを積んだ自動車の誕生から130年。自動車は原油の動向に悩まされ続けてきた。電気自動車(EV)は、こうした「燃料の呪縛」から人々を解き放つはずだった。が、新たなボトルネックが生まれている。電池の原料となるコバルトだ。EV市場規模で世界シェアトップに躍り出た中国がその調達網を握ろうとしている。 
【所感】  
現時点でバッテリーを作るにはコバルトは必須のようです。 コバルトは正極材の材料として欠かせない元素です。
そのコバルトはがどこで取れるかと言うと、アフリカ中央部のコンゴ民主共和国で、世界生産の6割を占めているそうです。
アフリカ中央部のコンゴ民主共和国 、国名ぐらい聞いたことがあるかも知れませんが1997年までザイール共和国と名乗っていました。その後内乱や戦争があり今でも独裁国家と言って過言ではありません。なので同じ独裁国の中国とはツーカーの仲となります。
 
コバルトが中国に抑えられるとちょと前のレアアースのように日本も世界も困りますが、パナソニックなどは、コバルトの要らない コバルトゼロのバッテリーの開発を目指しているそです。
パナソニックに期待しましょう。