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2019/02/09 日本経済新聞 朝刊 5面 羽田増便、半数は日米路線 20年就航 両政府が最終調整

日米両政府の航空当局は8日までに、2020年に予定する羽田空港の新ルート開設に伴って増える発着枠のうち、半分程度を日米路線に割り当てる方向で最終調整に入った。1日当たりの増加分である約50便のうち、24便を両国に半数ずつ配分する方針だ。ドル箱である羽田の増枠のおよそ半分を割り振ることで、米国重視の姿勢が鮮明になる。

 

www.nikkei.com

【所感】

最近はアメリカ便も羽田多くなってきましたが、羽田に新しい国際線ターミナルできた頃はアジア便とヨーロッパ便のみでアメリカ便はありませんでした。

何故か? それは世界第一のデルタ航空が反対していたからです。デルタ航空がなぜ反対したかというと、今の航空業界はアライアンスに分かれています。アメリカのユナイテッドと日本の全日空は、「スター・アライアンス」アメリカのアメリカン航空と日本の日本航空は、「ワンワールド・アライアンス」そしてデルタは「スカイチーム」です。そう、スカイチームだけ日本の航空会社がありません。

羽田から乗り継ぎを考えると当然ながら日本の航空2社の便数が圧倒的に多く特に国内線は当然ながら外国の航空会社はないので、日本の航空会社とアライアンスがなく共同便を運行できないデルタ航空は不利になるからです。

それでも羽田の利便性は勝てないので、デルタも羽田便を就航させているようです。ちなみにデルタ航空は、成田空港もハブ空港としており第一ターミナル北ウイングが拠点になっております。