2018/3/29付 日本経済新聞 朝刊 物言うＥＳＧ投資家 広がるフェイスブック外し(スクランブル)
28日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に反落した。日本株安につながった前日27日の米国株の下落を助長したのが、米フェイスブックの株価が約５％も下げたことだった。ＥＳＧ（環境・社会・企業統治）を重視する投資家が、個人情報の流用問題がくすぶっているフェイスブックを株式の売買対象から外す動きが出ているためだ。膨張するＥＳＧマネーの株式相場への影響力が強まっている。
【所感】
フェイスブックの株価はどうでもいいが、 非財務情報の ＥＳＧ（環境・社会・企業統治）を重視する投資家とはどうだろう。 なぜならば非財務情報の ＥＳＧはまだ判断基準が明確でないと思う。確かに 気候変動の企業業績への影響をデータはあるかもしれないが、確実な石炭火力による発電をあやふやな再生可能なエネルギーと比べて、単純に『悪いもの』と決めつけるべきではないだろう。 ＥＳＧ（環境・社会・企業統治）を重視しすぎるのは、あとから竹箆返しがありそう。
