2018/3/13付 日本経済新聞 朝刊 もう一つの円高リスク 訪日客関連株にも逆風(スクランブル)
朝方は一時前日比500円強だった上昇幅が午後は半分以下に――。12日の日経平均株価は続伸したものの、連日で伸び悩んだ。突発的な円高への警戒感は強く、輸出関連株の上値を追う動きが限られたほか、資生堂や美顔器のヤーマンなどのインバウンド（訪日外国人）関連株を敬遠する投資家も多い。国内の政局も微妙な影を落とす。
【所感】
円高リスクは自動車を始め輸出企業のものと思っていたが、インバンド関連銘柄にも影響が及んできているようです。
資生堂が昨日(3/12)のマイナス寄与度トップになったとのこと。
為替が円高になれば、日本に来ている外国人には購入するものが高くなるため自然とすくなるなるのは当然である。逆に海外旅行する日本人にはありがたい。ただ、なぜ円高になっているのかよくわからないが困ったことである。アメリカの雇用統計も市場予想を上回ったなら強いドルになり円安ドル高になるはずが、逆に円高になっている。日本の政治も森友問題が足を引っ張りそうで、麻生財務大臣が辞任したら、なぜか更に円高になりそうで怖い。
