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2018/03/01 日本経済新聞 朝刊 戻り相場に需給の壁―まず決算対策売り、気がかり(スクランブル)

ようやく落ち着きを取り戻しつつあった日本株が再び試練に直面している。米金融政策の正常化の道筋と景気回復の持続力を確かめながら、株価が戻りを試すとの期待は揺らいでいない。ただ、行く手にはいくつかのハードルも待ち受ける。その最初の関門となるのが、3月の決算期末をはさんだ需給の壁だ。
 
【所感】
紙面には、『27日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)新議長が議会証言で「さらなる段階的な利上げ」に言及。米金利が再び上昇し、このところ戻り歩調にあった世界の株価は一転、売りに押された。』  とある。金利が上がれば国債に資金が流れ株が安くなるのは理解できる。しかし、アメリカの金利が上がるのになぜか円高である。
 
そして需給面での関門のひとつが3月期末をはさんだ 「決算対策売り」だそうだが、 地銀をはじめ国内金融機関は年度末の運用収益を確定するためにやるかもしれないが、現状の日本企業の実績をを考えればゆっくりでも持ち直すことは確実だろう。ただし、金融機関の 「決算対策売り」があるなら、素人の株購入のタイミングは4月以降にすべきかもしれない。