2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
世界の株式相場の下落が止まらない。8日の米国株式市場では米金利上昇を警戒してダウ工業株30種平均が再び急落し、前日比1000ドル超下げた。これを受けた9日の東京株式市場で日経平均株価も大幅下落し、下げ幅は一時700円を上回った。米金利の上昇観測の広…
市場の動揺はまだ続いている。8日の日経平均株価は終値こそ245円の上昇となったが、一時は上げ幅を4円まで縮める場面があった。東証1部の売買代金は8営業日連続で3兆円を超え、投資家の売りと買いが交錯している。弱気派が米金利上昇が引き金を引いた株…
7日の日経平均株価は前日比35円高にとどまった。一時700円を超えた上げ幅を帳消しにするなど、不安心理が覆う。インフレ懸念による悪い米金利上昇への不安が背景だ。長く続いた低金利、低ボラティリティ(株価変動率)相場が転機を迎え、マネーが外部環境の…
世界で株価が急落している。6日の日経平均株価は一時、前日比1600円強下落し、前日には米ダウ工業株30種平均が史上最大の下げ幅となった。好景気と緩和マネーに支えられた低金利の併存を前提に株式を買ってきた投資家は、米金利の急上昇をみて相場の変動率…
日経平均株価が5日、大幅に下落した。2万3000円を下回るのは2017年12月29日の大納会以来になる。米国の長期金利の上昇を契機に世界的に株安が進む。日本株の先行きについて市場関係者に聞いたところ、世界景気の拡大を背景に調整は一時的になるとの見方が…
神戸製鋼所の株価が戻り歩調だ。2日は一時、前日比で9%高(108円高)の1254円と、2017年10月8日にアルミ・銅の性能データ改ざんが発覚した後の高値を付けた。終値は6%高で、日経平均採用銘柄で上昇率2位。製品納入先の安全確認が2月中に終了する見通…
5日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、約1カ月ぶりに節目となる2万3000円を割った。前週末と比べた下げ幅は一時600円を超えた。前週末に米金利上昇に伴い株式の割高感が意識され、米国株が急落したのが嫌気された。銀行や機械、不動産など幅広い…
配当利回りが比較的高い銘柄が日米でさえない動きとなっている。世界的な金利上昇基調を受け、債券投資の魅力が高まり、配当利回り株投資の人気は今後薄れていくとの見方が強まっているためだ。金利上昇の要因となっているグローバルな景気回復期待の恩恵を…
LIXILグループの株価が10日、一時前日比80円(3%)安の3085円まで下げた。クレディ・スイス証券が目標株価を3600円と100円引き下げたのがきっかけ。直近で戻り歩調にあったものの、11月6日の昨年来高値(3230円)を抜けずに上値が重くなっており、利…
株式市場で「割安株」とされる銘柄に資金が流入している。10日は金利上昇や資源高を背景に、業績拡大期待から金融や資源関連の銘柄が買われた。堅調な世界景気を背景に投資家の間では相場全体の先高観が強く、これまで出遅れてきた割安株を買う動きが活発に…
ホンダの株価が連日で昨年来高値を更新している。10日には一時、前日比4%(141円)高い4151円まで上昇した。時価総額は約7兆4300億円に達し、東証1部のランキングは前日の9位から7位に上がった。開発や生産の構造改革効果に加え、中国中心に新車販売が…
【要約】 投資信託市場が転換期を迎えている。これまでヒット商品だった毎月分配型が資金流出に転じ、個人投資家のマネーは高成長が期待される人工知能(AI)・ビッグデータの投信に向かう。「貯蓄から資産形成」の機運の高まりで長期運用に適した投信も堅…
【要約】 三井造船の株価が9日に一時、前週末比11%(200円)高の2005円まで上昇した。株式併合を考慮すると2016年1月以来、約2年ぶりの高値水準だ。原油価格の回復で三井造が手掛ける造船や海洋開発、プラント建設関連の事業環境が好転する…
【要約】 日本株市場で株価が10倍以上に上昇した銘柄が増えている。アベノミクス相場が始まった2012年から昨年末までの5年間では、74銘柄の株価水準が10倍超に切り上がった。特にネットを武器に業績を拡大した企業や、人材・省力化投資に関連する…
【要約】 日本の中堅上場企業が株式市場での評価を高めている。日本経済新聞社が売上高100億円以下の上場企業約1000社「NEXT(ネクスト)1000」を対象に2017年の1年間でならした平均時価総額を調べたところ、16年と比べて30%増えた…
【要約】 今後5~20年で世界の石油需要が頭打ちになる――。こんな石油ピーク論が再び勢いを増している。英国やフランスを筆頭に電気自動車(EV)への大胆なシフトが進むほか、シェア経済などの構造転換が広がるためだ。EVの技術開発などハードルもあっ…
【要約】 人工知能(AI)がドライバーに取って代わり、排ガスを出すクルマが消える。IT(情報技術)の発達と各国の環境規制は、100年かけて築かれた自動車産業のピラミッドを変えつつある。新たなプレーヤーが次々に台頭し、自動車メーカーは従来とは…