素人が発信する経済に関するニュースブログ

日本経済新聞を主な情報源として素人が経済ニュースをチェックします。

日本経済新聞 2018年1月9日 3面 新興企業にマネー流入、17年の時価総額、3割増

【要約】

日本の中堅上場企業が株式市場での評価を高めている。日本経済新聞社が売上高100億円以下の上場企業約1000社「NEXT(ネクスト)1000」を対象に2017年の1年間でならした平均時価総額を調べたところ、16年と比べて30%増えた。上場企業全体の増加率(19%)を上回った。高い利益成長が期待できるとして、独自の技術や事業モデルを持つ企業にマネーが流入している。

17年の平均時価総額が16年比で最も増えたのはバイオベンチャーのペプチドリーム。独自開発した新薬候補の提供先を拡大し、7期連続で最終黒字を計上。

ニュース配信アプリのGunosyはテレビCMなどで利用者が増加。アプリ内に表示する広告収入も伸びている。

株価が上がり時価総額が増えると、増資による資金調達やM&A(合併・買収)などの手段を取りやすくなる。企業が攻めの姿勢を強め、さらに成長を加速する好循環が期待される。

f:id:astdo03:20180204165145j:plain