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日本経済新聞 2018年1月5日 20面 【銘柄診断】ソフトバンク――3週ぶりの高値、ウーバー出資、成長期待

【要約】

4日の東京株式市場でソフトバンクグループ株が一時、昨年末比4%高の9315円と約3週間ぶりの高値をつけた。ライドシェア最大手、米ウーバーテクノロジーズへの出資で最終合意と昨年末に伝わり、世界的なライドシェア連合をつくって成長が加速すると期待する買いが入った。
昨年12月中旬に楽天が自前で回線や設備を持って携帯電話事業への参入を発表してから、競争激化を懸念する売りが集まり、株価は出直りのきっかけをつかめないでいた。この日の上昇でソフトバンク時価総額は10兆円台を回復した。
 
【感想】
昨年、都内で一度ウーバーを利用したが、現状ではまだタクシーの使いやすい。東京ではタクシーがすぐつかまるが、ウーバーは依頼してから10分以上の待ち時間があった。11月にフィリピンのセブ島に旅行した時も利用したが、セブ島はタクシー事情が悪いため便利であった。
ウーバーテクノロジーズは、知財盗用疑惑に関する訴訟、個人情報の流出隠蔽など企業統治に大きな課題を抱えているようで、今後ソフトバンクにどのように影響するかはよくわからない。しかし、ウーバーの経営混乱のために出資額が当初予定より3割安くなったのはいいことであろう。

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