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2018/3/4付日本経済新聞 朝刊 主要23市場が下落 世界株安1カ月 日本株の下げ最大

米雇用統計の発表をきっかけにした米国株の急落から1カ月が経過し、世界的な株安の連鎖がつづいている。世界主要25市場のうち過去1カ月で23市場が下落し、円高進行が重荷となる日本株の下落率が最大だった。米国の景気過熱による金利上昇に加え、米トランプ政権の保護主義が世界景気に悪影響を与えるとの懸念が加わり、市場の混乱が収まらない。

 世界株安の引き金を引いたのは2月2日発表の1月の米雇用統計だ

【所感】

アメリカの雇用統計が良かったため、利上げが加速されるではないか?と警戒が強まったことによりニュヨーク市場の株価が下落して、株安が世界に波及したのは理解できます。パウエル新FRB議長の利上げを急ぐタカ派的な姿勢は問題だろう。それとアメリカが保護主義に動いていることも問題だろう。この2つと共に日本株が最大に下げた理由が円高です。なぜ円高かの記載は、トランプの政策によりドル安傾向が続いているが、投資家のリスク回避のため安全資産の円が買われ円高になっているとのことです。円高になれば日本の輸出企業は増益ペースは鈍化することになり、さらなる日本株の下落に繋がったとのことだが、ずーっとよくわからないのが、『安全資産の円』である。

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