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2018/11/21 日本経済新聞 朝刊 2面 新興企業3年ぶり減益、7~9月最終22%減、内需関連苦戦。と 新興企業3年ぶり減益―逆風下、半数が増益、独自技術・商品で強み発揮。

新興企業3年ぶり減益、7~9月最終22%減、内需関連苦戦。

 新興企業の業績が曲がり角にある。2018年7~9月期の純利益は前年同期から22%減り、同期間として3年ぶりに最終減益となった。景気拡大に息切れも見える中、ゲームなど新興市場の中心を占める内需関連が競争激化にさらされ、利益を伸ばせなかったことが大きい。高い競争力を持ち増益を続ける大企業と比べ、新興企業は株価の下げもきつい。
 ジャスダック東証マザーズなど新興5市場に上場し、継続して比較できる584社(金融など除く)を集計した。
 サービス系の不振が全体の利益額を押し下げた。減益額で3位のミクシィの7~9月期の純利益は、前年同期比51%減の56億円。主力のスマホゲーム「モンスターストライク」の利用者が期初計画を下回り、広告宣伝費もかさんだ。 
 
 

新興企業3年ぶり減益―逆風下、半数が増益、独自技術・商品で強み発揮。

 新興企業の中でも逆風をはねのけて、7~9月期に最終増益を確保した企業は多い。社数では全体の約半数が前年同期から利益を積み上げた。独自の技術や商品で強みを持ち、大企業と市場をうまくすみ分けているメーカーなどが並んだ。
 ニューフレアテクノロジーは連結純利益が前年同期比3・3倍で増加額1位になった。スマートフォンやストレージ需要の拡大を追い風に、主力の電子ビームマスク描画装置の販売が増えた。5位のメイコーは自動車やスマホ、あらゆるモノがネットにつながるIoT技術などに使う高密度な基板の販売を伸ばした。 
 
 
【所感】
新興企業が大企業と比べて競争力や体力がないのは当たり前、新興企業が体力や競争力を付けたならば、それは大企業になったとのこと。
新興企業のほとんどが大企業になれるわけではない。
個人投資家はそんな中で独自技術を持つ強みのある新興企業を見つけるしかない。それが見つかり新興企業から大企業なれる会社に投資すればリターンは莫大になる。