2018/07/30 日本経済新聞 カンボジア与党「圧勝」、総選挙、選管「投票率８割超」、フン・セン氏、強権一段と。
カンボジアで29日、国民議会（下院、定数125議席）の総選挙が投開票された。フン・セン首相のカンボジア人民党（ＣＰＰ）は最大野党だったカンボジア救国党（ＣＮＲＰ）を解散させ、有力な野党がほぼ皆無。人民党広報担当が「90議席以上を獲得」との見方を示した。圧勝は確実だ。
投票のボイコットが増える可能性が指摘されたが、国家選挙委員会は投票率が82.17％に達したと発表した。 事実なら２０１３年の前回総選挙の約７０％を大幅に上回る。
【所感】
カンボジア与党が「圧勝」と言っても、 最大野党だったカンボジア救国党（ＣＮＲＰ）が解散箚せられた時点で公平な選挙とは言えません。昨年の５月にカンボジアのアンコールワットへ行きましたが、 その時カンボジアの政治を憂いていたガイドのサンポさん が今どういう心境か考えると心が痛いです。どんな時間がかかってもカンボジアの国民が国を変えるしかないですね。中国共産党政府には困ったものですが・・・
