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2019/03/05 日本経済新聞 朝刊 3面 米韓大規模演習打ち切り、トランプ氏、危うい同盟観。

米韓両政府は2日、毎年春に実施している大規模な合同軍事演習の打ち切りを決めた。米朝交渉の進展もにらんだトランプ米大統領の決定は、北東アジアへの影響が避けられそうにない。底流には、米軍の海外駐留費を「米国の損失」とみなすトランプ氏の思考があり、日本にとっても人ごとではない。

在韓米軍は一定期間ごとに米兵を入れ替えている。 定期的に演習を実施するのは新しい米兵が配置されても、米部隊の能力が落ちないようにするとともに、米韓の連携を保つためだ。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO41985590U9A300C1EA2000/


【所感】

日経新聞は、今回の米韓大規模演習打ち切りは、日本にとっても人ごとではない。と言う。なぜなら、今後在韓米軍の撤収とあり在日米軍の撤収へもつながるとのことだが、これは大きな間違いだろう。

在韓米軍はほとんどが陸軍で、基本対北朝鮮のみの存在である。確かに撤収すれば中国及び北朝鮮の影響力は大きくなるだろうが、それは朝鮮半島内での出来事である。

それに対して在日米軍は、海軍が中心で東アジアからインドそしてイスラエルまでをカバーしている。在日米軍がなければイスラエルを守ることはできないので、そう簡単に撤収とはなりません。

在韓米軍は将来撤収もあり得るでしょう。そのお金がどこに使われるか?それは多分台湾でしょうね。今後の台湾とアメリカ、中国の動きをチェックして行く必要があります。もちろん日本の動向も重要です。