2018/07/18 日本経済新聞 朝刊 ＭＲＪ、米運航制限が難題、納期まで２年。
三菱航空機（愛知県豊山町）の国産ジェット機「三菱リージョナルジェット（ＭＲＪ）」が16日、英国の空を舞った。2020年半ばの１号機納期まであと２年で、リージョナルジェット（ＲＪ）市場参入へ離陸態勢に入った。ただ長い目でみると、北米でＲＪ機の運航制限の緩和が遅れる懸念など、複数のハードルがある。
三菱航空機は世界最大級の航空展示会「ファンボロー国際航空ショー」 、機体を飛ばして性能をアピールするフライトディスプレー（飛行展示）を約１０分間実施した。旋回を繰り返し、時折、機体を揺らして飛行性能を示した。展示会で飛んでみせたのは初めてだ。
【所感】
今年の「ファンボロー国際航空ショー」 関係のニュース記事でやっとアメリカの 航空大手とパイロット組合の協定「スコープ・クローズ」 のことが書かれました。
しかし、ライバルとなるボンバルディアやエンブラエルの最新機も同様なこと書かれませんね。
確かに、『 飛行展示を終えたいま、北米以外からの受注を積み上げるなど、顧客や市場のニーズへの対応力が最も問われる局面にある。 』のは事実だろう。
