2018-07-17 2018/07/17 日本経済新聞 朝刊 米ロ接近、不安増す世界、首脳会談、関係改善を演出、トランプ流、ロシア利す。 トランプ米大統領は16日、フィンランドの首都ヘルシンキでロシアのプーチン大統領と会談した。ウクライナ侵攻や米欧への選挙介入などで世界秩序を乱すロシアと、関係改善を演出した。通商や安全保障政策をめぐり欧州の同盟国と亀裂を広げているなかでの米ロ接近はロシアを利し、世界を一段と不安にする危うさがある。 www.nikkei.com 【所感】 敵は本能寺にあり、ではないがトランプ大統領の頭の中は、敵は『中華人民共和国』なのだろう。 なので、中国と仲良くしているドイツには厳しい。 日本にとってロシアとは北方領土問題があるのでロシアの弱体化は好ましいことだが、ロシアが更に弱体化することは東アジアのパワーバランスが崩れ中国が更に台頭するので、日本にとっては諸刃の剣である。