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2018/11/28 日本経済新聞 朝刊 5面 訪日客4000万人、LCC便、年2割増で実現、政府20年目標、内閣府試算。

 内閣府は27日、格安航空会社(LCC)の就航便数が2018年以降に毎年2割ずつ伸びた場合、訪日外国人旅行者数は20年に4210万人と政府目標の4千万人を超えるとの試算を公表した。就航便数が年1割増にとどまるなら、20年の訪日客数は3770万人と目標に達しない見通しだ。LCCの便数拡大や航空路線の新設が訪日客数の増加に必要と分析した。
 日本各地の経済動向を分析する年に1度のリポート「地域の経済」で、地方の活性化をもたらしている訪日客の動向を重点的に分析した。これまではLCCの就航便数が16年に28・2%、17年に25・7%伸びたことが訪日客の増加に寄与したと指摘し、今後も就航増が必要との見解を示した。 
 
 
【所感】
LCCエアアジアの成田・デンパサールやスクートの関西・ホノルルが運休となったりしているので、順調に伸びているわけではないですね。ただこの2路線はもろ日本人向けなので(バリ島やハワイの人がLCCで日本にくる可能性は低い)、訪日客には影響ないでしょう。と、言うよりLCCは日本人ももちろんだが、外国からの訪日客がお客様として搭乗して頂ける台湾や韓国でないと採算が合わないのかもしれない。
日本航空も中長距離のLCCに参加するし、全日空の子会社バニラとピーチが合併して中距離に進出するようだが、日本人オンリーではない就航地を探すのは結構たいへんかもしれない。