2018/05/30 日本経済新聞 朝刊 中国株、国際化へ試金石、代表的な新興国株指数、来月採用――日本の投信も多く設定、ＭＳＣＩ指数、連動型３１本。
中国の株式市場が国際化への歩みを進める。中国本土株が６月１日から、世界の投資家が利用する株価指数「ＭＳＣＩ新興国株指数」に採用される。ただ、当初は指数への組み入れ比率は１％未満と「控えめなスタート」となる。中国の株式市場には恣意的な売買停止など異質な取引慣行が残るためだ。中国の国策である「金融の国際化」へ、より踏み込んだ取り組みを求められている。
【所感】
ＭＳＣＩ新興国株指数を運用指標とする公募投信は日本でも多く設定されていて１月に始まった「つみたてＮＩＳＡ」にも複数採用されています。
よって個人投資家もお世話になる指数ですが、フェアでない中国株が含まれているなら、相当注意しなければならなくなります。なので組入比率が1%未満なのでしょう。それでも遠慮したいですね。
