2018/07/25 日本経済新聞 朝刊 同盟不況がやってきた(DeepInsight)
同盟を軽視するトランプ米大統領の言動が、欧州やアジアに不安を広げている。だが、彼の振る舞いを批判するだけでは、問題の本質はみえてこない。
米国主導の同盟が揺らいでいるのは、同盟不況ともいえる構造変化の波に、世界が洗われているからだ。トランプ騒動はそれがもたらした「症状」であって、原因ではない。
経済がそうであるように、需要が減れば、同盟も不況に陥る。
米国主導の同盟が揺らいでいるのは、同盟不況ともいえる構造変化の波に、世界が洗われているからだ。トランプ騒動はそれがもたらした「症状」であって、原因ではない。
経済がそうであるように、需要が減れば、同盟も不況に陥る。
【所感】
『同盟不況』と言う言葉の意味がいまいちよくわからないが、この記事の結論である『 日韓豪は防衛の自助努力をふやす一方で、インドや東南アジアにも協力を広げ、緩やかな安保協力網をつくる。そこに米国を組み込み、米国の関与が息切れしないようにすることが大切だ。 』には大賛成である。