2018/05/16 日本経済新聞 朝刊 中小型株投信、申込停止相次ぐ、人気過熱、新興市場に影響。

中小型株で運用する投資信託が、投資家からの新規の購入申し込みを相次ぎ停止している。人気の高さから、資産額の上限に達してしまう投信が多いためだ。個人投資家の人気が高い新興市場や中小型株は投信経由の資金流入が株価上昇を支えていた面も強いだけに、需給悪化を懸念する声も出ている。

　100円ショップなど独自の銘柄発掘で定評のある苦瓜達郎氏が運用する「ニッポン中小型株」（大和住銀投信投資顧問）は１月以降、 投資家が買えない状態が続く。あふれた資金が他の投信に流れ込み、「日興グローイング・ベンチャー」などの好成績投信も相次ぎ申し込みを止め、販売停止の連鎖が起きている。

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