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2018/12/10 日本経済新聞 夕刊 2面 「出国税」来月導入、狙いは?――訪日客向け環境整備(ニッキィの大疑問)

 2019年1月から「出国税」が導入されるって聞いたわ。日本を訪れた外国人旅行者だけじゃなく、私たちも徴収されるらしいわよ。いつの間に決まったのかしら。なぜ今、出国税を新設したのかな。
 出国税の導入経緯や課題などについて竹原津由さん(52)と丸山美幸さん(50)が石鍋仁美編集委員に聞いた。
 そもそも出国税とはどんな税金なのですか。
 正式名は「国際観光旅客税」といい、「観光先進国実現に向けた観光基盤の拡充・強化を図るための恒久的な財源を確保する」ことを目的とした税金です。訪日外国人のほか、海外に行く日本人も含め2歳以上なら飛行機や船で出国するときに徴収されます。国籍を問わず課税されるのは租税条約で差別が禁止されているためです。 


【所感】
 2019年1月7日の出発から 海外へ行く人は、ひとり1,000円の出国税がかかります。この年末年始は大丈夫だが、来年のGWでは支払うことになるのか?と思ったら、出国税は航空券購入時に支払うため、来年の1月6日までに購入すれば出国税はかからないそうです。しかしOpenチケットを購入しておき、後から予約便を決めたり1月7日以降に予約便を変更したりした場合は、1/6までに購入していても出国税がかかります。
来年のGWは10連休なので、海外へ行く人も多いと思いますが、早めに航空券の手配をした方がいいですね。 
さて、出国税ですが年間400億円以上の税収を見込んでいるそうです。成田空港も羽田空港もそして関西空港も改善の余地がたくさんありますので、ぜひ有意義に使ってもらいたいものです。