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2018/07/07 日本経済新聞 朝刊 「市場のクジラ」GPIF、日本株は満腹、安定運用へ投資選別、運用比率25%超、環境や企業統治重視。

市場のクジラ、ほぼおなかいっぱいです――。約160兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)で2017年度末、国内株の運用比率が初めて25%の目安を超えた。大食漢が日本の株価を上げる構図は終わり、これからのクジラは「ESG」を切り口に食べ物を選ぶ。運用の安定には債券も含めたバランスの良い食生活も課題だ。
【所感】
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) が、 幅広い銘柄を一気に買うところから、市場関係者がGPIFをクジラと呼んだ そうだ。そのGPIFは 基本ポートフォリオ(資産構成割合) として、日本株の割合は25%としているそうで、7/6に17年度の運用成績を発表したらその25%を超えているそうです。
野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストによると「日経平均株価を1000円程度押し上げた計算になる」 そうで、今後どうなるか?が焦点ですが、この記事ではESG企業に絞っていくのではないか?とのことです。ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもので、長期的な企業の成長に欠かせないものなので、道理にはかなっています。